Webシステムの開発責任者、運用管理者の方へ

今は何の問題もなく稼動しているシステムも、不意に膨大なトラフィックが舞い込んできたり、 普段はないような負荷の高い処理がたくさん要求されたりして、システムに多大な負荷がかかると、 処理能力が低下したり、最悪の場合システムのダウンに至るかもしれません。 このような事態は、社会的な信頼を失い、顧客の流出をも招くことに繋がります。

特に電子商取引を行なうWebシステムには高い信頼性が要求されるため、最近ではWebサービスの開始前にこうした検証を行なうことは必須といえます。
Webシステムの負荷テストとは、Webシステムに対して大量の擬似的アクセスを発生させ、システムの性能やリソースの状況を確認するものです。
Webサービスの公開前に仮想的な実利用環境を作り出すことによって、システム開発時には気付かなかった問題点を洗い出し、チューニングを施すことにより最適なパフォーマンスを実現することができます。
SQCのテストツールソリューションでは、計画から実施、報告まで、ノウハウを持ったテストエンジニアが、ツールを利用した負荷テストをトータルにサポートします。

ヒアリング内容で一番大切なのは、ピーク時に想定される同時アクセス数です。 この数があらかじめ想定できている場合は、1回の負荷テストでアプリケーションのパフォーマンスについての信頼ある数値を取得することができます。ピーク時の同時アクセス数がほとんど予想できないか、あるいは、どの程度までの同時アクセス数までアプリケーションが耐えられるか知りたい場合は、想定する同時アクセス数を小さい値から順に増やしていく方法をとります。
■テストスクリプト/シナリオの作成
負荷をかける処理の一連のオペレーションを記録し、テストスクリプトを作成します。 また、同時にアクセスを行う仮想ユーザーを増加させる数、タイミング、ページ遷移における遅延時間などをテストシナリオに設定します。
■テスト実施
負荷テストツールを使用して、高負荷下の環境をシミュレートすることによりテストを実施し、Webシステムのレスポンスタイムや各サーバのCPU使用率、メモリ使用量など、システムを構成するさまざまなノードのデータを採取します。
■報告書作成
負荷テストを実行して採取したデータから、レスポンスタイム、各サーバの使用状況をグラフ化し分析を行います。負荷テストツールのログだけでなく、各サーバのシステム情報(top、vmstat、iostat等の各コマンド)を取得し、問題点の調査およびデータの分析を行います。


レスポンスの低下原因となるボトルネック箇所を事前に把握できるので、コスト・労力を最小限に抑えつつ、迅速な性能改善が可能です。
ユーザの環境や操作内容、またサーバの行なう処理一つ一つの所要時間やパフォーマンスの低下状況などを細かく設定・分析できるテストツールもあり、効率的にボトルネックを発見・解消することでパフォーマンスの向上を図ることができます。
テスト回数が少ない場合には、お客様が負荷テストツールを購入されるよりも割安です。プロジェクト終盤の限られた予算で実施が可能です。また、開発プロジェクト毎の予算化が可能になります。

Webシステムへの同時アクセスの耐久性やレスポンスの低下等、限界点がわかるので、システムの運営や利用の不安を解消できます。また限界点以下に最大接続可能ユーザ数を設定し、サービス品質を高い状態で運営することが可能です。